エアコンを使うと、室外機から『カタカタ』『キュルキュル』と音がして、
ご近所に迷惑になりそうと悩む方もおられるのではないでしょうか。
室外機から異音がする原因
室外機の水平
室外機が不安定な砂利の上や、柔らかい土の上などに設置されている場合、
設置された時は水平であっても、雨や風、雪などの影響で地形が変わり、水平ではなくなっていることがあります。
室外機には大きなファンがあり、時にはとても勢いよく回りますので、それなりに振動します。
室外機が水平に設置されていない場合、内部の部品が躯体に干渉して振動が音になってしまう場合があります。
このような場合は、コンクリートブロックや防振ゴムなどを使って
室外機を水平にすることで解消される場合があります。
室外機を持ち上げたり、動かす場合は、配管が接続されていますので、接続部分に余計な力が掛からないように
ゆっくりと慎重に行ってください。
室外機の変形
室外機は薄い鉄板を箱状に組み立てられていますので、輸送時や設置工事の際などに
強い力が加わった時などに変形してしまう場合があります。
新品のエアコンで、設置工事のすぐ後から室外機から異音がする場合などは、
販売店や設置業者に相談することをお勧めします。
室外機は大きなファンをモーターで回しているため、少なからず振動しています。
例えば、2階のベランダに設置されている室外機が稼働しだすと、ベランダの真下の部屋にまで振動が伝わり
『ブーン』と聞こえたりします。
このような場合は室外機の下に、ホームセンターなどで売られている防振ゴムを敷くことで多少改善されることがあります。
上記にもありますが、室外機の下にブロックや防振ゴムを敷く際に、室外機を少し持ち上げる必要がありますが、
配管接続部分は繊細で、些細なことでガス漏れなどにつながる場合があります。
今まで何度も経験していますが、マンションなどの外壁塗装の際に、空調工事とは関係のない業者が、
ベランダに設置されている室外機の裏の壁を塗装するために、配管が繋がったまま持ち上げたり移動させたりして、
同じ棟で何件もガス漏れをさせたことがあります。
少しでも作業に不安がある場合は、専門の設置業者や販売店などに相談することをお勧めします。
(注意)ここでご紹介する事を実践する場合は、必ず自己責任で行ってください。
また、エアコン設置に伴う作業の中には電気工事士などの国家資格が必要なことも多々ありますので、
よくご確認の上行うようにして下さい。
エアコン設置にまつわる電気工事については こちら をご覧下さい。
最後までご覧頂きありがとうございます。
このブログが少しでもあなたの参考になり後悔しないエアコン選びをお手伝いできるなら幸せです。