エアコンの設置を販売店や設置業者に依頼して、
工事日当日までにどのような準備をしておくと良いのでしょうか。
この記事は、設置業者としての立場からのお願いでもありますし、
お客様ご自身の安心にも繋がりますので、一読して頂けますと幸いです。
エアコン設置場所の作業スペース
エアコンを設置する際、お家を工具や脚立などで汚さないように、設置業者は養生マットなどを敷きます。
特に、室内機設置場所の真下に物がたくさんあると、養生マットなどを敷く事ができず、
非常に作業がしにくくなり、場合によっては施工ができずに帰ってしまうこともあります。
お客様にとって大切な品物を、私たち設置業者が動かして避けることは大変気を使いますし、
万が一破損させてしまった場合は償えない品物もあるかもしれません。
できる限りで結構ですので、最低限の作業スペース(畳1畳程度)は確保していただけると助かります。
どうしても動かすことが難しい家具などの場合、事前に設置業者にその旨を伝えることで対応してくれると思います。
お隣様への対応
エアコン設置工事の際、どうしてもお隣様の敷地内を通ったり、立ち入ったりしなければ作業できない事があります。
都市部の住宅街など建物が密接している場所などでは頻繁に起こることです。
設置業者がお客様宅に訪問した際に、お隣様がお留守だった場合、許可がない限り当然その日の作業はできなくなってしまいます。
いくら『お隣さんとは仲が良いから』とか、『後で断っておく』となっても、
私たち施工業者とは、あくまで他人ですので、確実に事前にお断りを頂かない限り勝手に立ち入ることはできないのです。
そういった可能性が少しでもある場合、工事日が決まった段階でお隣様にお断りをいただくと安心です。
購入する側と売る側の立場はもちろんありますし、そのことをしっかりわきまえて訪問する施工業者はたくさんいます。
そのことは、施工業者や量販店などでも、接客に関してかなりレベルの高い講習会などを行なっている成果なのかもしれません。
物を購入する側が厳しい目線で見ることは、売る側にとっては成長する上で大切なことと言えますが、
それぞれの立場で気持ちよくお取引を終える事ができれば、素晴らしい事だと思います。
最後までご覧頂きありがとうございます。
このブログが少しでもあなたの参考になり後悔しないエアコン選びをお手伝いできるなら幸せです。