エアコン本体の『大きさ』で選ぶ(室外機編)

エアコン購入時には、室内機の機能やデザインに注目して選んでしまいそうですが、

工事日に商品を持って訪問したら、室外機の大きさに驚かれるお客様も少なくありません。

せっかく室内機のデザインも機能も気に入ったのに、室外機の大きさが予想以上で設置できるスペースがなく

仕方なく機種を変えざるをえない、そんなことが実際にあります。

では、室外機の大きさについて、注意すべきポイントをご紹介します。

 


 

室外機の奥行きに注意

 

もちろん高さも横幅も設置したい場所に物理的に入らなければいけませんが、奥行きについては少し注意が必要です。

私たち設置業者が室外機を設置する際確認するのは、(きちんと送風と吸気ができるか)という点です。

室外機には大きなファンが付いていて、真夏に冷房運転をした場合、室外機では熱風を送風しています。

暖房運転の場合はその逆で室外機では冷風を送風します。

これは室外機が、熱交換という空調機では必要な運転をしているせいなのですが、

室外機の送風を妨げてしまうと熱交換がうまくできず、

冷暖房能力が悪化したり、運転が停止することもあります。

例えば、室外機の前面がブロック塀など(風を通さないもの)と接近しすぎているような路地などでこのような事が起こります。

 

このような事にならない為にも、エアコン購入の際には室外機の大きさや設置場所にも注意してみて下さい。

各メーカーや機種によって室外機の大きさや必要設置スペースは様々ですが、(各メーカーのカタログなどにも記載されています)

なるべく上面、左右、前後とも風通りが良く、解放された場所に設置する事が理想です。

室外機の設置スペースが心配な場合は、一度販売店や設置業者に相談してみることをおすすめします。

そもそもの設置場所を変えることや、室外機用架台(アングル)を使用したり、オプション部材(風向調整パネル)の使用

など、様々な解決策を提案してくれるかもしれません。

 

室外機の大きさに注意が必要な場所

 

  • マンションなどの集合住宅の廊下側出窓の下に設けられた室外機設置スペース(高さや奥行きに注意)(2台並べて設置する場合は横幅も注意)

特に高さが重要で、室外機の高さ+室外機用プラスチックブロック(約10cm)が必要です。

プラスチックブロックを使用しないで室外機を地面に直接置いてしまうと、

暖房運転時(室外機から)の排水を流すドレンホースが取り付けできず、排水が垂れ流しになってしまいます。

  • 集合住宅などのベランダ側の天井吊り下げ架台に設置する場合(高さや横幅も注意が必要ですが、架台の重量制限があるので室外機の重さにも注意
  • ハイツの2階外壁などにある室外機を設置するための専用のスペース(横幅と奥行きと重量に制限がある場合があります)
  • 室外機用架台(アングル設置)全般(アングルのメーカーや種類によって大きさと重量に制限があります)

 

室外機は外に設置するもので、普段あまり気にならない存在かもしれませんが、

エアコンにとって室外機は性能を左右する心臓部です。

メーカー指定の必要設置スペースを守って設置することで性能を100%活かして使用する事ができます。

 

室内機の大きさの注意点などは こちら をご参照下さい。

 

最後までご覧頂きありがとうございます。

このブログが少しでもあなたの参考になり後悔しないエアコン選びをお手伝いできるなら幸せです。