エアコン取り付け工事前に『施工業者』に確認すべき事

エアコンを設置するということは,

ご自身の大切な財産であるお家に加工するということです。

配管用の穴の貫通や、壁にネジ穴を開けるなど、様々な加工をおこないます。

そのような加工をしてエアコンを設置してくれるのが設置業者さんなのですが、

作業を開始する前に、設置業者さんにいくつか確認や相談をする事で不安が少しでも解消するかと思います。

 

エアコン設置工事完了後に確認するべきポイントは こちら をご覧下さい。

 

作業前に設置業者に確認する3つのポイント

 

エアコンの搬入経路

お家のどこを通って室外機や室内機を運び入れるのか

確認する事で大切な家具や物を事前に避けておく事ができ、搬入時に当ててキズが付くリスクも減らせます。

大手量販店などでは、作業前にお客様と一緒に、搬入経路を確認して避けて欲しいものを伝えたり、

元々あったキズなどを確認するように心がけているところもあります。

 

エアコンの設置場所

室外機や室内機を理想の位置に設置可能かどうかを確認します。

施主・『この部屋に取り付けお願いします』

業者・『はい、分かりました』

だけのやり取りの場合、設置業者が自分の経験を元に判断して勝手に設置してしまう事があります。

終わってみれば、想像していた場所とは違った場所に設置されていたり、

室外機や室内機が邪魔になってしまったりといったトラブルになりかねません。

必ず、事前に希望の設置位置を伝えて、可能かどうかを設置業者に判断してもらいましょう。

 

貫通穴の確認

お客様にとっても設置業者にとっても緊張するのが配管用の穴を貫通させる瞬間です。

壁の中には家の強度を保つための大切な構造物(柱や筋かいなど)が通っている箇所が多々あります。

その柱や筋かいは、建築士さんが構造計算などをして一番効果的な場所に設置されている大切な物です。

配管用の穴を空ける際に構造物を傷をつけたり、貫通させたりすることは避けなければなりません。

実際に、古いエアコンを外してみたら柱を貫通されていたお家を何度か見た事があります。

経験を積んだエアコン設置業者であっても、壁を見ただけでは構造物の有無は判断できません。

このような事を避けるために、事前に図面などを用意して設置業者に見てもらったり、確認してもらう必要があります。

 

エアコンは一度設置してしまうと、後からの変更は様々なリスクを伴います。

上記でご紹介したこと以外にも、

気になることや心配なことは、必ず事前に設置業者などに確認や相談をする事をお勧めします。

 

最後までご覧頂きありがとうございます。

このブログが少しでもあなたの参考になり後悔しないエアコン選びをお手伝いできるなら幸せです。