エアコンを購入した際に、オプション工事(追加工事)を注文しない場合の配管の仕上げはテープ巻き配管になる事が多いです。
テープ巻き配管というのは、エアコン配管用のビニールテープで隙間なく配管を巻いて施工する方法です。
このテープには、ある程度の耐候性がありますが、
日光や雨がよく当たる場所など、使用される場所や環境によっては、
ある程度年数が経過するとテープ自体の粘着力が弱まり硬化してパリパリと剥がれ落ちてきます。
そういったことを防いだり、主に外観(見た目)を良くするためなどに化粧カバーは使用されます。
化粧カバーには、使用する壁の色と馴染ませるため、
アイボリー・ホワイト・グレー・ブラック・ブラウンの5色がありますので、
エアコン購入の際に販売店や設置業者などに事前に希望の色を伝えておく事が大切です。
屋内用化粧カバーについて
エアコン配管用化粧カバーには室内用というものがあります。
室内機を設置する位置と、配管用穴の位置が離れているような場合に使用します。(集合住宅などで使用される事が多いです)
屋外用との大きな違いは各パーツのフタの部分がネジではなく全て爪でかかるようになっていますので
仕上がりは表にネジなどが見える事がなくとても美しくなりオススメです。
一般的に工事代は屋外用のカバーより高額になる場合が多いようです。
色は、私の知る限りホワイトの一色だけです。
(注意)既に施工されているテープ巻き配管に後から化粧カバーをしたい場合は、
可能な場合もありますが、エアコンが設置されている場所や環境によっては一度エアコンを取り外してから化粧カバーを
取り付けることもあり、余計な費用がかかる可能性がありますので、基本的には新たにエアコンを設置する時や交換する
タイミングが望ましいと思います。
化粧カバーはオプション工事に含まれる場合が多く、施工にはどうしても費用がかかってしまいますが、
仕上がりの美しさはテープ巻き配管に比べて大きく上回ると思います。
雨や直射日光が長時間当たる場所や、お家の外観を重視される方には特にお勧めできますので、
これからエアコンを購入される方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございます。
このブログが少しでもあなたの参考になり後悔しないエアコン選びをお手伝いできるなら幸せです。