家庭用ルームエアコンの(壁掛け型)とは、一般的な住宅に最も多く使用されていて、
壁面に金属製の背板を取り付け、エアコンを引っ掛けて設置するタイプのことを言います。
一般家庭で使用されることを目的に作られていますので、過度な耐久性能などに重点を置かず
住宅のインテリアに馴染みやすく、比較的小さな空間を効率よく快適に使用できるように設計されたエアコンです。
現在、家庭用ルームエアコンの能力は最小の物で、2.2kw(6畳程度)から最大で9.0kw(29畳程度)です。
広い空間や特殊な環境を空調する業務用エアコンに比べ、設置費用や設置工事の可否の面で汎用性が高く、
比較的小規模の事務所や店舗などにも使われる事が多いです。
ただし、一般住宅での使用を想定して作られていますので、事務所や店舗などで使用する場合には
空調したい面積=カタログの○○畳程度の表記
だけで選んでしまうと能力不足になる場合があるので注意が必要です。
(工場などの粉塵や油分の多い場所、特殊な環境の場所などには不向きです)
家庭用エアコンの型番の数字
型番にはアルファベットと数字が記載されているいる事がほとんどですが、そのエアコンの能力を知るには数字を確認します。
例えば ABCー220DEF や ABCーDE401FGH
などですが、この中の220や401といった数字が能力を表しています。
置き換えると
220は2.2kw(キロワット)=6畳程度
401は4.0kw(キロワット)=14畳程度
という意味です。
他のアルファベットはメーカーやグレード、色などを表しています。
家庭用ルームエアコンの能力一覧
- 2.2kw 6畳程度
- 2.5kw 8畳程度
- 2.8kw 10畳程度
- 3.6kw 12畳程度
- 4.0kw 14畳程度
- 5.6kw 18畳程度
- 6.3kw 20畳程度
- 7.1kw 23畳程度
- 8.0kw 26畳程度
- 9.0kw 29畳程度
家庭用エアコンの能力はここまでとなります。
先ほどにも述べましたが、ここで表される◯◯畳程度というカタログ表記が、必ずしもお使いになろうとするお部屋に適している訳ではなく、
そのお部屋の使用用途(リビングなのかキッチンなのかなど)や環境などによって適した能力のエアコンを選定する必要があります。
これ以上の能力を必要とする場合は、業務用エアコンの選択も視野に入れて考えます。
業務用エアコンに関して詳しくは こちら のページをご覧ください
最後までご覧頂きありがとうございます。
このブログが少しでもあなたの参考になり後悔しないエアコン選びをお手伝いできるなら幸せです。