エアコンを設置する際に、お家の条件や環境によって、
室内機と室外機の設置位置が遠くなってしまう場合があります。
そうなると、室内機と室外機をつなぐエアコン用配管も長くなってしまいます。
その場合、注意が必要なのが、エアコンに設置されている最大配管長です。
最大配管長について
家庭用エアコンの場合、メーカーや機種によって変わりますが、(最大配管長さ)が設定されています。
チャージレスで概ね13m〜15mほどです。
チャージレスというのは、冷媒を追加充填しなくても良い長さの最大値です。
この最大配管長を超えて設置するような場合は、
追加する1mあたりに必要な冷媒量をメーカーに問い合わせ、冷媒を追加充填する必要があります。
余談ですが、店舗やオフィスなどで使われる業務用エアコンなどは、家庭用エアコンに比べて
最大配管長がとても長く設定されています。(30mなど)
例えば、一般的な2階建住宅の2階に室内機、1階に室外機を設置する場合、
1階の地面までの長さは約6m弱です。
そこから室外機を設置する場所までの残りの配管長さは、(チャージレス)約7m〜9mの範囲内
ということになります。
一般住宅の場合、大抵は最大配管長以内で施工できる事が多いですが、
隠蔽配管のように、壁や天井の中を曲がりくねって配管する場合は注意が必要です。
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